教育目標

 
自信を持って楽しく生きる力を育てる。
  1. 自分の存在に自信を持つ力を育てる。
  2. 人を信頼する力を育てる。
  3. 自分で考え、探求し、決定する力を育てる。
  4. 創造する意欲、表現する意欲を育てる。
  5. 人と楽しむ力を育てる。
  6. 社会の中で気持ちよく生きる力を育てる。
今を生きる子どもたち

shinga
人間形成の基礎をつくる幼児期、学童期。そんな大切な時期を生きる子どもたちと生活を共にするものとして、私たちは子どもが自己を肯定的にとらえ、自信をもって生き生きと、今を楽しく生きてほしいと願っています。心のままに今を十分に楽しむ子どもたちは、明日を生み出す力をも確実に育んでいます。

子どもがはじめたことを大切に受けとめ、そのことの意味を十分に考え、子どもが自分らしく自信を持って生きる生活を、子ども自身と保護者の方といっしょに考えつくっていくことが、私たちの教育の根底にあります。

子どもは、ありのままの自分を受けとめられているかどうかにとても敏感です。人は誰でも自分が心から愛され、存在そのものを十分に認められている体験を必要としています。自分の行為に対して評価され認められること以上に、ありのままの自分を受けとめ認めてもらえている実感と、常に味方になってくれる大人の存在が、子どもの生活を支えます。自分のありのままを大事にされる体験をとおして、子どもたちは自分らしく生活し、本来の力を発揮することができます。

自分がはじめた行為をどんな小さなことでも尊重されたなら、次の活動を展開する力になります。自分が感じていること、自ら考え、行動したことに共感してもらえたとき、心は満たされて自分に自信を持ち、主体性が育っていきます。子どもが自らはじめたことにはどんなことでも、その子の成長にとって必要なことが必ず含まれています。子どもが自分で考え決めたことを実現できるよう支えたいと思っています。また、自分ひとりでは上手くいかないとき、それを実現しようと共に取り組んでくれる大人の存在が子どもの主体性を励まします。

大人とのやりとりを中心に、大人との信頼関係を築き、子どもが安心して生活できることを大切にしています。その中でゆっくりと他の子どもたちとの関係も育っていきます。大人とのやりとりで十分に自分の表現を受けとめられ、気持ちを大事にされた体験は、人と信頼関係を築き、他者と折り合いをつけながら生きる社会性の基礎となります。自分らしくあることを日々支えられることで、子どもは自分自身のことや自分にとって大切なことを知り、自分でできることできないことを認識します。自己肯定感を持ちながら自分にとって必要なことは人に助けてもらい、人に頼りながら、自分ができることは堂々と気持ちよく人に差し出すことができます。

人とのかかわりの中で、子どもは自我を育てていきます。自我が育つと、まわりのことも理解し受けとめ、人と共にいる中で、自分の力を発揮することができるようになります。子どもたちは相互に影響し合いながら、自分を育て、相手との関係そのものを育てていきます。自分の思いを表現し、時にぶつかり合い、話し合いながらまわりの人たちと生活を共にする中で、子どもたちは主体として社会を生きる力をつけていきます。幼児期、学童期でまわりから大事にされ、たっぷりと自信をつけた子どもたちは、堂々と自分を出し、状況によっては自分を柔軟に変化させながら、自分自身を育て続けていくことができるのだと思います。

以上の存在感、主体性、信頼関係、自我を軸に、子どもたちがたっぷりと時間をかけて自分自身を育んでいくことを支えていきたいと思います。それぞれの子どもが、その子にとっての成長をしていけるように、子どものすぐ傍で見守り手伝い、大人も共に育っていく過程そのものが教育なのだと考えます。子どもがゆっくりとくつろぎ、安心して本来の自分らしさを発揮し、心が動く「今やりたいこと」を納得ゆくまで行い、今日一日が充実したものになるような学校生活の場を、これからも主人公であるひとりひとりの子どもたちと共につくっていきたいと思います。